1972

ライカM5

形は機能に従う──ただし、常に成功するとは限らない

Mシリーズで初めてTTL露出計を内蔵した「ライカM5」は、さまざまな新機能を備えて登場しました。しかしその需要は期待ほど伸びず、その理由は一回り大きくなったボディサイズにあるとされました。とはいえ、エルンスト・ライツ・カナダにより「ライカM4-2」が開発されるやいなや、ライカは再び成功へと歩みをつなげていきます。

海を越えて広がるファミリーの輪

1953年からウェッツラーでライカを率いたエルンスト・ライツ3世は、当初から製造コストの高騰に直面していました。そこで、競争力と製品品質を確保するために、カナダとポルトガルに新たな生産拠点を設立する決断を下します。結果は成功でした。エルンスト・ライツ・カナダは長年にわたりレンズとカメラの革新を生み出す源となり、ポルトガル工場は1973年から今日に至るまで、ライカファミリーの情熱と卓越した精密技術を体現し続けています。

Maps Illustration
ライツ・カナダ工場の外観写真
ライツ・カナダ工場

カナダ ― 戦略的インサイト:1

ポルトガル ― 戦略的インサイト:2

ライカ・ポルトガル工場の内部風景
ライカ・ポルトガル工場
詳しく見る